浪花女のサバイバルinアメリカ

20年の国際結婚に終止符。いつの間にかアメリカ生活27年。 そんな私の日常です。

タグ:デパート

私も含めて更年期女性が圧倒的に多い職場なので、
どうでもいいこと些細なことで
険悪になったり、いがみ合ったりすることは
日常茶飯事。

この日も私と一緒に働いている同僚たちが
しょうもないことを言い始めた。



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まじ、どうでも良い、が、
私は二人とも好きなので
できれば仲良くしてほしい。

そこで、二人の意表をついた、
しかし、私が常日頃思ってることを言うてみた。



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客から嫌なことを言われたり、
同僚にセールスを横取りされたりした時は
これで乗り切る。

「私は女王さま。下々のみなさま、ご機嫌よう」
「下々のやらかす誤ちは、私は女王なので許します」

天使バージョンもあって

「私は天使。人間の犯す誤ちは許してあげます」

と思いながら、微笑みを浮かべて売り場に立っている。

かなり気持ち悪い笑顔の可能性はあるが。

これは有名なことやと思うが、
アメリカは返品天国である。

私が働いている店も、
基本どんな返品でも受ける。

ある日、年配の夫婦が返品にやってきた。


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彼らが返品に持って来た香水は大きな瓶で
200ml入っている。

その半分以上がなくなっている。

普通の香水の一瓶分は使っていることになる。

一瓶三百ドルの香水なので
百五十ドル分使った計算になる。

「使ってみたけど、好きになれなかったの」

いや、しかしやなぁ
半分使うまで、嫌いな匂いやてわからんかったんか?
てか、100ml使うのて結構時間かかると思うけど

「うーん、購入したのは三年くらい前かな・・・」

三年かかって、やっと嫌いやって気づいたんか?

そら仏のじぇにたんでも
ビ*チ マジで?ともなるがな。

「レシートもないし、購入されたのも三年前なので
マネージャーと話してください」

私には
三年前購入、の、半分使用済み香水、の、
しかも三百ドル、を
全額返金できる権限はない。


滅多なことでは、返品にNOと言わないデパートだが、
今回はさすがに返品を受けなかった。

まあ、常識で考えたら当たり前やよね。



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