浪花女のサバイバルinアメリカ

20年の国際結婚に終止符。いつの間にかアメリカ生活27年。 そんな私の日常です。

タグ:女

血液型占いなんて、日本人だけ!
というのは、よく聞くことやが、
それやったら、アメリカンは占いせーへんのか?
というと、それは違う。

一番一般的なんは、星占い。

職場では、二十代から
アラフィフ、アラカンのオバハンまで

「あなた何座?やっぱり!乙女座だと思った!」

なんてやっている。

日本人の血液型占いをわろてられへん。

「やっぱりね!じぇには双子座やと思ったわ!」

彼女らがイメージする双子座は
名探偵コナンと反対で
見た目は大人、頭脳(心の中)は子供。
そして落ち着きがなく、気分にむらがありすぎで、
かなりクレイジーらしい。


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やっぱりね、と言われても返事に困る。


で、私の周りのアメリカンが
どれくらい星占いが好きかというと、
化粧品売り場のほぼ全員の星座を
皆が把握しているというレベルだ。

日本人の血液型に十分匹敵すると思う。


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ジュリアは、以前は私たちの上司、
化粧品売り場のマネージャーをしていた。


それはそれは悪評高いマネージャーで
嫌味で、意地悪で
威圧的で、無礼で
影ではみんな、彼女のことを
独裁者とあだ名していた。


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もっとも、扱いにくい女たち(ゲイも含む)が
三十人以上集まっている化粧品売り場をまとめて行くには、
それなりのやり方が必要なんやろう。

しかし、ひどい言い方になるが、
運良くリーダーになったものの
実力がなく、部下から信頼も尊敬もされへん人は
恐怖政治を敷くしかしょうがないんやろな、
と私は思っていた。

私ら平社員は上司から評価されるわけやが、
うちらかって、ちゃんと上司たちを見ているのだ。

私の同僚のハンナも、
ジュリアを蛇蝎のごとく嫌っていた。

ハンナは毎日、ジュリアのことをボロクソに言うていたので
そらもう、藁人形作る勢いで嫌いなんやろなぁ、と思っていた。


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そんなある日、ジュリアの転勤が発表された。

それは異例なまでに突然で、
栄転という発表やったが、ジュリアの曇った顔と
周りのマネージャーの異様な雰囲気で
お祝いムードでないことは誰にもわかった。


ジュリアの恐怖政治が行きすぎていて
本社に従業員たちから苦情が入ったのも
原因の一つやないかと思う。

「今日がこの店での最後の日です」

とジュリアが発表した途端、
あんなに悪口を言いまくっていたハンナが

「オウ ノー!あなたがいなくなるなんて、寂しいわ」

と言いながら、誰よりも先に
ジュリアにハグしに行ったのだ。

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え、ようわからんのですけど・・・


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と思いつつ、あのハンナがハグしたんやったら、
しょうがないと思ったのか
他の美容部員たちも、ジュリアにハグしに行った。

私だけぼさーっと立っているのもおかしいから、
その場の流れで、私もジュリアにハグをする。

嘘くさいなぁ、と自分で思いつつ。


その後、ジュリアがフロアからいなくなると

「あー、ほんま良かったわ!ジュリアがいなくなるなんて
夢見てるみたい!!!」

とハンナは大喜び。

アメリカの女たちは
顔で笑って心で泣いたりなんてしないのだ。

顔は泣いてるのに、心は高笑い。

これがアメリカ女の平常運転やでな・・・


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